2008年06月29日 13時06分
納車整備の964
貴重なマニュアルミッション車なので
クラッチの現状が心配?
オーナー様に気持ちよく乗って頂く為には
少しでも怪しそうなら
事前に整備しておきましょう。
って事で
エンジンごと外しちゃいます
911系はエンジンの脱着が簡単なので
他の車種よりも
頻繁にエンジンの脱着が行われます
ミッションを切り離すと
ツインマスのフライホイルが見えます
ダンパーが付いていて
結構重い!
プレッシャープレートも
クラッチディスクも
限界値までは消耗していませんでした
ディスクとプレッシャープレートとベアリングを交換しますが
ここで要注意!!
シャフトの外側のガイドチューブの径が
新しいベアリングと
違う場合があります
一度でも交換歴があれば
新しいタイプのものが装着されている可能性がありますが
無ければ
まずセットで用意しておきましょう。
ミッションをドッキングする際
半べそかく事になりますから・・・
エンジン降りていると
作業がしやすくて嬉しいですね
チェーンカバーやタペットカバーなど
オイル漏れの心配な部分はついでにやっちゃいます
タペット調整なんか嬉しくなる位作業がしやすいです
964の肝でもあるツインディスビ
ベルトの交換は納車整備の必須項目です
ちょっと危なかったんじゃないでしょうか?
928ほどトラブルはないけれど
フューエルポンプの
音が、ちょっと気になります
DMEリレーはすでに交換してありますので
ポンプを新調すれば
安心度がぐっと増します
後は
ガラスコーティングも済ませて
見違えるような輝きを取り戻した964に
新しいオーナーさんもきっと満足される事と思います