2012年10月27日 15時10分
新しい内はどんな方式で動かしていても気にならないが
手の込んだことをしていると
古くなった時に往生します
車のエアコンの噴出し口を
928は負圧バキュームで動かしているのですが
ゴム製品ゆえ
古くなるとトラブルが出てきます
古くなったら交換すりゃいいや・・・
と言えばそれまでですが
いかんせん
大層な作業になります
ダッシュパネルをごっそり外して
エバポレーターケースを分解し
それからの交換になります
外品オーディオや
ナビ、ETC、その他電気製品がたくさん着いていると
こんな時困ります
古い製品だとなおさら困ります
脱着したことで動かなくなった
なんて話を良く聞くのです。
ケースの組み立ては金属のクリップで
パチン!と止まっているだけなんで
簡単と思いきや
ケースが劣化していて歪んだりしていたら
逆に難しかったりします
外気が入るところは
たいがいゴミだらけです
エバポレーターもゴミだらけです
ケースを掃除したり、フラップのスポンジを交換したり
細かい作業に結構な時間がかかります。
新しい車の修理と旧車の修理とで
決定的に違う点は
やはりこの点に尽きますね。
ショックの交換も頼まれており
四輪アライメントも取り直して
素晴らしく快適になりました
茶色いウォッシャーが出るタンクは
錆び錆びです
ホースが繋がる部分に
補強として
金属のパイプが圧入されており
そいつが
古くなってこの通り
幾ら水を入れ替えても錆び色が取れない時は
こんな所も疑うべし!
ウォッシャーホースとバルブの交換です
ワンウェイバルブが固着して、水が出ない もしくは
出が悪いと言う場合が有ります
これは
リムーバー付きの場合でも有るトラブルで
その場合、微妙に部品点数が増えますね
ボンネットの隙間を通すのに
部品点数が少ない方が
楽なんですが・・・