2013年03月25日 18時03分
928のタイミングベルト交換作業です
年式によって
または
劣化度合いに比例して、意外な部分のパーツが
必要になる場合があります。
10年前とは
一味違った切り口で
見積りを取る必要がありますね。
ネオクラシックカーは
時間と費用が掛るんだと
実感しています。
トリップのユーザーさんの中でも
ぴか一の綺麗さです
隅々にまで掃除が行き届いております
大事にしてもらっていると思うと
嬉しいですね
整備にも気合が入るってもんです。
珍しい組み合わせです
が
特注したかのような
ピッタンコ
エンジンルームの隅々にまで
お手入れが行き届いております
ある意味
当時の新車よりも綺麗かも・・・
ゴム類、樹脂類の劣化具合が
一台ずつ違います
こちらは
ずいぶん良い状態の車ですので
作業が楽です
今回、ウォーターポンプも同時に交換します
前回の928でぶち切れたポンプの取り付けボルト
この車も
同じ部分が
結構やばかった!
ねじ山修正して
ボルトは当然交換しておきます
サーモスタット交換と
そのハウジング取り付けシールが
水漏れしています
ゴムのOリングなんで
劣化して漏れてくるのは仕方ないですが
あまり具合のいい設計では無い様に思います
すっぽりとはまっているだけなんで
ゴムが痩せれば
当然水漏れします
エンジンのVバンクの真ん中に
漏れた水が貯まって
非常に気になるとの事で
ご依頼いただいた作業ですが
インテークマニが邪魔してて
結構手間がかかります
綺麗に塗り替えただけに
余計気になるんですよね〜
プラグホールにオイルが漏れて貯まるのは
やはりゴムパッキンのせいですが
こちらは
プラグキャップを外す事が無ければ
気が付かないところです
漏れがひどくなり
エンジンのミスファイヤーが起きて
やっと
プラグ君
大丈夫かな〜
と
様子を見にきてもらえるんですが
たまに
プラグ君
オイルで全身浴しているのを見かけます
そうなりゃ
たいがい
プラグキャップのゴムは
オイルで侵されて
ブヨブヨのブカブカになってます
ブヨブヨは我慢しても
ブカブカは嫌ですね
928は
カムシャフトの山が
結構な勢いでとんがっています
が
エンジン分解しない人や
機械に興味の無い人にとっては
なんのこっちゃ
で
終わる話ですね。
928の開発者さんは
どんな思いでこの車を作ったのか
私には解りませんが
遥か遠い東洋の地で
この子は元気に暮らしておりますと
伝えたいですね。