2014年08月20日 10時08分
964のほとんどはもう20年選手で
一度ぐらいはエンジン下ろして
オイル漏れ修理
しているだろうと思いきや
なかなか
全ての車が
そこまでメンテに手間隙かけてないのが現状です
トリップでも
入庫する車のほとんどは
手付かずの物が多くて
漏れの酷いものは
修理せざるを得ません
・・・・・って
言っちゃえば
そんなに大変なのか?
と
思われがちですが
そうではありません
20年も
ノーメンテで走れたんだ!!
と
驚いて下さい
そしてそれは
個々のパーツの耐久性がいい事
以上に
日本で暮らしている964のほとんどは
ガレージで眠っている時間が多く
走行距離が
比較的少なくて
修理、メンテの必要が少ないっていうのも
こういう現象の一因だと思います
ゴムやスポンジ系のパーツは
熱や経年劣化で
もろくなってしまいます
適時に交換してやるのが良いのですが
大変面倒な場所に有るものなどは
こんな時にやっちゃうのが
良いでしょう
エンジン無いと
大変作業し易いですね
エンジンに付いている
センサー類の
カプラーなんですが
当然の様に樹脂製なので
劣化の激しいものは
抜き差し出来る状態ではありません
なので
交換と相成るのですが
ほとんどのパーツは
すでに生産終了してまして
互換性の有る
新型車の物を流用する事になってます
ところが
これが曲者
当然の様に
カプラーの形状が変わっていて
車両側のカプラーを
変更しないといけません
一つ一つやってくと
なかなか面倒なのですね
これが・・・
いつもの様に
いつものところが
濡れてます
経年で劣化した場合
密着力が落ち
漏れの原因となるのを防ぐ為
最近のホースバンドは
スプリングの物が
よく使われる様になってます
これは
ネジ式のホースバンドだと
後々
まし締めが必要になってくるからですね
問題のOリングですが
この部分が劣化して
密着力が減少してしまう事を
防げる
なにか
良いパーツが有ればいいのですけどね
プーリー側のシールは
ホルダーに収まってます
ケースに直接はめ込んでいるのではありません
ところが
これがまたまた曲者
ホルダーと
ケースの接合面より
じわじわとオイルが漏れる場合があります
こうなったら
ケースまで分解して
全く一からやり直す必要があります
なので
本当は
この部分を一番最初に見る事が
正〜解〜!
なのかも知れませんね
入庫したての時
当然
テスト走行しますが
この車両
なんか
パワー無い
と言うか
覇気が無い
964らしい
切れが無かったのが気になったの
ですが
ディスビのベルト
切れてました
ツインプラグだけど
シングル点火で
走ってた
と
そういう事でした
組みあがった後
走ってみたら
ちゃんと964してました
古い車の楽しみ方の
大事な部分なのかな?
と
ふと思いました。