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    ポルシェ911SC

    2015年12月09日 13時12分



    1980年と言うとかなり前になりますけれど





    ポルシェは古い個体でも



    現存して残っていますし



    現役で走れるものも沢山有ります。







    ただ



    勘違いされるといけないので



    最初に言っておきますと





    「ちゃんと整備出来ているのが条件です」 と。







    いくらポルシェの耐久性が優れていても



    きちんと整備が出来てないと





    まともには動きません。









    なので





    これぐらいの年式になると



    個体の状態が全てですね















    比較的綺麗なものでも





    ある程度の補修は必要です







    電気パーツは特に!!







    電球などは当然の事





    モーター類も予算に入れておく必要があります



















    エンジンルームのブロアーファンは良く壊れています





    当然交換なのですが





    意外とお高いです





    こちらは交換しております



    新品ではありませんが







    フロントフード内の





    デフロスターモーターも壊れていて





    こちらは新品に交換しました





    エンジンルーム内の



    防音マットは交換



    と言うか







    付いてなかったですね





    かけらは残ってましたが・・・













    窓のゴムも傷んでいるものは交換しかありません









    フロントウィンドウのシールも交換





    左クォーターシールも交換













    金属のモールは以前のパーツが手に入らないので



    脱着の場合は要注意!!





    シールを切って外す方が得策です











    バルブが切れて無くても



    配線が古くなって





    接触不良も、多々あります







    電気トラブルは原因追求に時間が掛りますが



    あせらずじっくりやれば解決します







    古い車の、もっとも嫌なトラブルが



    こういう



    電気関係ですが





    古いゆえ



    ある程度は覚悟の上



    付き合って頂くしかありませんね







    まぁ



    現行モデルの様に



    何でもアッセン交換しなくても良い分





    安価な修理で終わりますので。











    車を移動中に



    いきなり





    ガラガラという大きな音が出だした









    知らない人が聞くと



    エンジン壊れたのかと勘違いするほどの大きな音です









    これは



    カムチェーンのテンショナーが圧抜けした為で







    チェーンの張りが無くなってしまった結果



    チェーンの暴れる音だったのです









    SCのチェーンテンショナーは



    封入式で







    圧力が抜けちゃえば終了!







    交換や修理の手も有りますが







    エンジンの油圧を利用した





    930カレラなどの



    テンショナーにモディファイする事も出来ます







    これだと



    圧抜けのトラブルは



    ほぼ防げます





    エンジンかかってる限り





    油圧で押し上げますから





    よっぽど酷い壊れ方しない限り



    このような事にはなりません







    これはお勧めですね



















    930カレラ系のパーツが使えます

















    チェーンカバーや



    オイルパイプ類



    テンショナーなど





    全てそろえると



    大きな金額になりますので







    キットにして販売している物もありますから





    そちらから選ぶのも有り。



















    右側のオイルパイプが通る、逃げの部分は





    SCのリアカバーには無く





    型取りしてカバーを切り欠く必要があります





    左側はオイルパイプが上を通るので



    加工の必要が無いです

















    カーペットも新調しました





    パーツの欠品する事も有りますが





    この辺の物は



    製作する事も出来ますので心配要りませんね









    一見の価値ありです



    ぜひショールームでご確認を・・・









     


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