2017年08月22日 12時08分
928はFR車ですが
ミッションが後にある
ちょっと変わったレイアウトになってます。
重量物を前後に振り分けて
重量配分を50:50に近づけるという
アイディアですね。
そしてもうひとつ特徴があります
エンジン、ミッション、デフが一直線につながっているのです。
普通
FR車に見られる
プロペラシャフトが見当たらないのですが
その訳は
シャフトは大きなチューブの中に入っているからです
センターベアリングの音鳴りの為
交換になります
5000ccも排気量あるのに
シャフトは細いです
このごついチューブで
エンジン、ミッション、デフが
がっちり固定されています
デフとミッションを一緒に下ろすので
大掛かりな作業になります
結構な重量になるので
丈夫な台が必要です
時折
このシャフトをぶち切ってしまう方がいらっしゃいます
ヒューズの役目としては
わかりやすくていいのですが
もう少し交換しやすく設計しておいて欲しかったですね
A/Tなので
フロント部には何も入って無いです
M/T車は
こちらにクラッチは入ってます。
フライホイルに付くフランジを外せば
シャフトは切り離せています
が
シャフトを30センチほど
後に移動させないと
ケースが、かわせないです
ケースごと外すって手も有りますけれどね
コンバーター側のケースのベアリングも
この際に点検、
悪ければ交換しておいた方が良いですね
割と痛んでますし・・・
そして
コンバーターシールも
せっかくここまでばらしたら
セットで交換しておいた方がいいですね
古い車両ですから
ついでの作業が多くなるのは仕方が無いですよね