2008年04月03日 09時04分
911シリーズは
リアエンジンなんで
フロントに用事のあるシステムの場合
車体のいずれかを通って前まで行かねばなりません
エアコンもオイルクーラーも
パワステも
エンジンの動力でもって
長い道のりをやってきます
高い圧力のかかるホースは
たいがい金属のパイプで出来ているのですが
車体に沿わす為
どうしても
フレキシブルに動くゴム系のホースを
使わざるをえない部分がでてきます
そして
古くなったら
当然のようにそこから漏れが始まります
パワステのポンプも見えにくいところに付いているんです
その
ポンプで加圧されたオイルは
フロントのステアリングラックまで送られます
長い道のりを
三分割ぐらいに分けてあるのですが
↑新しいの(右) と 古いの(左)
一番長いパイプの
ゴムホース部分から漏れてます
一応
車体にぴったり沿うように作られているので
脱着の際は
パイプを曲げない様に気をつけるんだけど
ほとんど
「知恵の輪」状態な作業です
これなら
ブレーキシステムの様に
ホース部分だけ簡単に交換できるように
設計すればいいのにね