2012年06月01日 11時06分
928は地味な色が多いので
赤なんかを見ると
斬新に思えてしまいます
車のデザインが、いかに大事かという事を
思い知らされます
もうかれこれ20年近くも前の車なのに
この車の形が好きな人が
結構いらっしゃる・・・
この形がいいんだ!と
皆さん口をそろえておっしゃります
初めて928を見た時は
宇宙船みたいな車だと思いました
当時の車達は皆
バンパーが独立した形を持っていて
私はここに居て
ボディを守っているんだ!
と
主張していましたよね
928はボディと同化した形のバンパーで登場し
びっくりしましたけれど
今、周りを見渡して見れば・・・・・
928って進んでたんですね
前オーナーさんが比較的こまめにメンテしていましたので
いたって健康な状態です
消耗品なのに
価格が・・・・えっ?
って事になりがちな
928なので
メンテの行き届いた車は
価格以上の価値があると思います
納車整備ですが
意外と面倒なところまで
掘り下げて追求したりもします
ミッションが後ろにあるので
いろんなものが
遠い距離を
はいずり回ってます
よくあるバキュームパイプ
経年劣化でいつかは訪れる交換時期
ミッションのちょっとした操作にもからんでます
エンジンの負圧を
ミッションまで伝えるのです
長い道のりだ〜
途中スチールパイプにバトンタッチし
最後に
ゴムホース
これもエア漏れ起こすんで
交換します
フューエルのプレッシャーバルブがいかれたら
最後の
バキュームバルブまでガソリンが来ている事があります
そうなったら
ここいら辺りを 点検!
ゴム製の
ダイヤフラムが
ビロンビロンになってるかも・・・
シフトショックに絡んでくるパーツですので
小さい事だが
意外と気になる所です
燃料ポンプは
早めの点検、交換が必要
距離走ってなくても
インタンクのポンプは気をつけなきゃ
これもホース破れて
インポンプはロックしていた
って事は
アウターのポンプだけでエンジンかかっていた訳で
しかも
ゴミ吸いながら・・・
タンク内にゴムホース漬けちゃうってのは
やっぱ無理があると思います
定期交換すりゃいいじゃん
って
メーカーは考えてたのでしょうね
928乗れる人なら問題ないか?
ってな事
言ってたかどうか・・・
ひょっとしたらベルト類と
同じくらいの
交換周期か?
なんて
ふと考えてみたりもします。
長持ちするが
手入れしないと駄目な道具と
手入れしなくてもいいが長持ちしない道具と
どちらがいいか判らないが
間違いなく愛着が沸くのは
前者の方だと思います
是非とも末永く可愛がってあげてくださいまし。